見えないところで暮らしを支える
ソマールの歴史は戦後間もない1948年に始まりました。
設立当社は農薬を輸入する化学品専門商社でしたが、それで身につけた知恵を生かして
翌1949年から”中間素材メーカー”としても歩み始めました。
以来、常にグローバルな視野に立って新技術や新製品を開発し、
電子・電気・自動車・紙パルプ業界など、多岐に亘り基盤技術を構築してきました。
これらの基盤技術を背景に、新たな機能を作り出す高分子合成や複合化学材料の開発により、
高機能性フィルム・エレクトロニクス材料・ファインケミカルなど、
様々な分野において『テクノロジーパートナー』の役割を担っています。
ソマールの製商品は、暮らしのさまざまな場面で使われています。
例えば、電気自動車やエアコンの絶縁材料。
カメラのシャッターに使うフィルム材や、新聞や雑誌に使われる紙を作る工程で使われる殺菌剤。
そしてスープのとろみをつける増粘多糖類もソマールの製商品です。
このように直接目には見えないところで、ソマールはみなさんの快適な暮らしを支えています。
フィルム・樹脂・製紙・食品の4つ部門から成り立つソマール。
ここでは樹脂部門の仕事内容について説明します。
樹脂部門の最初の工程は原材料をまぜあわせて樹脂をつくること。
これだけ聞くと単純作業もように思われますが、
製造する樹脂ごとに使用する原材料や配分が異なるので、
それを正確に作業するのは簡単ではありません。
また、原材料が入っている袋は1つで20kgと決して軽くはありませんが
写真のように持ち運び補助の機械を導入しておりますので、
筋力に自信がない方でも活躍していただけます。
続いて、フィルム部門での仕事内容を説明します。
フィルム部門でのメインの仕事は、フィルムに薬品を塗布すること。
と言っても人の手で塗布するのではなく、大きな機械をつかって塗布するので、
みなさんにお願いしたいのはこの機械をなめらかに操作すること。
大きな機械なので3~4人のチームで連携して操作します。
先ほど紹介した樹脂部門での仕事はコツコツ作業タイプとすると、
こちらのフィルム部門での仕事はチームプレーでの仕事。
同じ社内でも様々な仕事のスタイルがあるので、
みなさんが希望する仕事のスタイルに合う仕事がソマールなら必ず見つかります。
このように部門ごとに様々な仕事があるソマール。
なのでみなさんが活躍できる場所が必ず見つけられるのがメリットである一方、
そんな当社ならではのデメリットもあります。
それは「業務内容が違いすぎるため全体での研修実施が難しいこと」です。
じゃあ研修を行わないのか。もちろんそんなわけはありません。
全体研修が行えない分は、現場での研修を重点的に行います。
研修で指導するのはみなさんと同じ高卒入社の年齢が近い先輩たちなので
わからないことも聞きやすく、仕事が覚えやすい環境がソマールにはあります。
設立 | 1948年(昭和23年)2月26日 |
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代表者 | 代表取締役社長 曽谷 太 |
本社所在地 | 〒104-0061 東京都中央区銀座4−11−2 |
資本金 | 51億1,522万円 (2024年3月31日現在) |
売上高 | 266億4,990万円(2023年度) |
事業内容 | 1.高機能材料事業 ・コーティング製品 電子部品用フィルム、粘着フィルム、精密部品用フィルム、産業資材用フィルム、設計・複写用フィルム、 サイン用フィルム、受託加工 ・高機能樹脂製品 電気絶縁用樹脂、電子部品用接着・封止樹脂、レジスト材料、洗浄剤 ・電子材料 回路基板材料、回路形成材料、アラミッド材料、機能性フィルム ・機能性樹脂 熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂、樹脂用添加剤 2.環境材料事業 ・ファインケミカルズ 工業用殺菌剤、製紙用ケミカルズ ・製紙用化学品 紙塗工用バインダー、製紙関連ケミカルズ 3.食品材料事業 ・食品素材等 増粘安定剤、乾燥野菜、食品添加物 4.その他の事業 ・新規開発事業関連製商品 |
従業員数 | 329名[連結464名](2024年3月31日現在) |
企業HP | https://www.somar.co.jp/ |