上下水道・ガス・電気を通す管を地中を横から掘りながら埋めていく「推進工法」という
工事を担っている中井組土木。
地下にもぐって穴を掘りつづけてはや50年以上となりました。
2025年に埼玉県で下水管が破損したせいで地面に大穴が空いてしまうという事故がありましたが、
あの事故の原因は下水管の老朽化。
高度経済成長期に埋められた水道管やガス管等のライフラインの老朽化が社会問題となっており、
今後あのような事故が全国で多発する恐れがあるので
新たなライフラインの敷設が重要な社会課題となっています。
その社会課題を解決する仕事をしているのが当社中井組土木。
同業他社と比べると長い歴史を誇り、その間に培われた信頼と技術は業界トップクラス。
日本のライフラインを支える仕事をあなたもしてみませんか。
仕事の内容について説明する前に、おそらくほとんどの方が聞いたことがないであろう
当社の「推進工法」について説明します。
地中にパイプを埋める方法は大きく2つあります。
1つは必要な長さの穴を堀り、そこにパイプを埋める方法。
以前はこちらがスタンダードでしたが、
この方法だと埋めるまでの間その周辺を通行止めにしなければならず、
コストが非常にかかるなど課題だらけの工法でした。
そしてもう1つの方法が、深く大きい穴を1つ堀り、その穴の中から横にトンネルを掘り進め、
そこにパイプを押し込んでいく方法。
これが当社が行っている「推進工法」というもので、
これだと通行止めにするのは穴の周辺だけでコストも抑えられるため
現在は主流の工法となっていますが、当社がこの工法に取り組んだのはなんと50年以上も前のこと。
まさに当社は「推進工法の先駆け的存在」なのです。
ここからは具体的な仕事の流れを説明します。
まずは別の業者に大きく深い穴を掘ってもらい、そこからが当社の出番。
穴に入って機材を入れたり、土台をつくるなどをしていざ掘削開始。
そして掘削機が掘っていった穴に写真のような機械を使いパイプを押し込んでいきます。
このパイプを押し込んでいく速度はパイプの材質や大きさにより異なりますが
遅いものだとなんと1分間に数cm、時速に換算すると5m程度とかなりゆっくりなのです。
そのため工事の期間は数か月以上がほとんどで、他の建設業と比べても長くなっています。
写真は掘削箇所に泥水を送り込むポンプを操作しているシーン。
泥水は「どろみず」ではなく「でいすい」と読みます。
なにが違うのかというと、単に土や砂で濁った水ではなく化学薬品等を混ぜた水なのです。
推進工法ではこの泥水を掘削をスムーズにしたりトンネルが崩れることを防ぐために使います。
この他にも、パイプをクレーンにつなぎ地中に送り込む作業や溶接作業など、
地上での作業もたくさんあります。
地上と地中で連携を取りながらすすめていく仕事なのです。
地下にもぐって穴を掘りつづけて50年以上となる中井組土木。
人々の暮らしを支える仕事というやりがいや達成感はどの仕事よりもあります。
そして、当社の自慢はなんといっても雰囲気の良さ!
私たちおっちゃん3兄弟がみなさんを職人としてだけでなく、
将来我が社を担っていく人材として育成しますので
人と違う変わった仕事がしたい方、社会に役立つ仕事がしたい方は
ぜひ一度職場見学にお越しください。
設立 | 平成7(1995)年8月8日 |
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代表者 | 代表取締役 中井 英雄 |
本社所在地 | 〒333-0811 埼玉県川口市戸塚5丁目16番14号レフィナード1階 |
資本金 | 4,000万円 |
事業内容 | 泥濃式推進工事 泥水式推進工事 土圧式推進工事 刃口推進工事 推進工事の計画、設計、施工 |
従業員数 | 12名 |
企業HP | https://www.nakai-civil.co.jp/ |