地球に優しい新たな価値を創る
1930年、世界ではサッカーのFIFAワールドカップが初めて開催された年に東京で産声をあげた日本金属。
その10年後の1940年に板橋工場が誕生しました。
圧延とは、金属を薄く延ばす加工のことで、当社ではステンレスやマグネシウムといった金属を圧延しており、圧延した製品は様々なメーカーで加工されみなさんの手に届いております。例えば、予防接種などで使われる注射器の針。国内のものはすべて当社で圧延したステンレスが使用されており、世界で見ても3本中1本に当社が圧延したステンレスが利用されています。
その他にもスマートフォンやゲーム機、腕時計やパソコンや自動車など世界中の様々なものに当社の製品が使われており、世界の暮らしを支えている縁の下の力持ち企業の1社なのです。
毎年全国から高校新卒社員が入社。
同郷の先輩もいるので安心して入社いただけます。
圧延した後の金属をまとめたコイル。
これらが他社で成型され、みなさんの手に届きます。
ちなみにコイル1つで高級車が買えるほどの値段になります。
こちらがみなさんに勤務していただくオペレータールーム。
そして奥に見えるのが圧延機で、これを手前のスイッチでコントロールすることが、みなさんにお任せしたい仕事です。
まず初めに、大手製鉄会社から納入された材料を圧延機に通す作業を行います。
圧延作業は1台の機械で一気に行うのではなく、
リバースを繰り返していくことで徐々に薄く伸ばしていきます。
板橋工場では複数の圧延機を製品に合わせて作業をしていますが、
ここがうまくいかないと工程全体に影響します。
なので例えば材料の厚みをそろえたり、板の両サイドが均一に伸びているか確認したりと
一見すると地味に見える作業が重要なのです。
焦らず丁寧に取り組んでください。
圧延機に材料を流していきます。
基本はオペレータールーム内のスイッチで操作しますが、
材料の入れ替え時などはクレーンを使って材料をセットしたり、
圧延機本体を操作して所定の場所にセットするときは2人以上で協力して行う作業となります。
お互いのマイクで会話してお互いの安全を確保しながら、
連携して確実に行うことが重要な作業となります。
圧延加工が終われば、最終工程である製品の検査を行います。
既定の厚みになっているか、傷や汚れ、歪みがないかを確認するのが検査の仕事です。
ここで見落としてしまい、不良品を出荷してしまうと会社の信用を下げるだけでなく
出荷先の加工メーカーで機械のトラブルが発生したりする恐れもあります。
会社の信用や経営だけでなく、お客様へ多大な損害を与えてしまうことになるので
極めて責任重大な作業なのです。
設立 | 昭和14年 |
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代表者 | 下川 康志 |
本社所在地 | 〒174-8560 東京都板橋区舟渡4丁目10番1号 |
事業所 | 東京都板橋区舟渡4丁目10番1号 |
資本金 | 68億5700万 |
売上高 | 440億(連結) |
事業内容 | 冷間圧延ステンレス鋼帯(ステンレスの薄板で自動車部品、建築材、機械部品、電気・電子機器部品などの素材)及び、みがき特殊帯鋼の製造。 |
従業員数 | 550人 |
企業HP | http://www.nipponkinzoku.co.jp/ |