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履歴書の書き方

説得力のある履歴書の書き方

履歴書とは「自分のことを応募先企業に事前に知ってもらうための重要なツール」です。
その中でも、特に重要な項目が履歴書の右側にある「趣味・特技」「校内外の諸活動」「志望の動機」です。

【例】
  • 趣味・特技
  • 読書・・・登場人物の気持ちを想像しながら読むことで、人の気持ちを考える力をつけることができました。

  • 校内外の諸活動
  • チアリーディング部・・・私が頑張ったことは部活動です。 そこで知り合った友達は一生の友達だと思っています。厳しい練習をともに乗り越えてきたこと、そして真剣にぶつかり合ったことで、強い信頼を気づくことができたからです。

  • 志望の動機
  • 私は、貴社で事務の仕事に従事したいと考えています。事務の仕事を志望する理由は、営業や製造など、社内で他の仕事に携わる多くの人をサポートでき、また支えることができる仕事だと考えるからです。貴社の製品は、非常に精密で、病院など身近な場所で多くの人に利用されていることを知りました。 貴社の事務として働くことで、社内の人だけでなく、取引先や製品を使用して下さる方へも、応援できる事務の専門家を目指していきたいと考えています。

さて、「趣味・特技」においては今まで自分がしてきたことを元に書きます。
「何をしたか」そして、そこから「何を学んだか」ということを端的に書き表したいですね。
いや~、趣味らしいものも無ければ、特技も~特に思い浮かばないし、という方は自分の経験を振り返って、最も充実していた瞬間に何をしていたか、何をしている時が最も充実していたか、自分らしかったか、などを考えてみてください。きっとそれが自分が自信をもってPRできる特技・長所かも知れません。特技・長所は他の誰かと比較して上下を決めるものではなく自分らしさの表現なのです。
自分を自分らしく素直に表現することが何より重要ですね。

次は「校内外の諸活動」です。
そこには部活動・生徒会・ボランティア・アルバイトなどを書きます。高校生活3年間の中で最も自慢できる事を書きましょう。
もちろん他者との比較は無用です。自分の中で一番輝いていた、楽しく充実していた瞬間や活動を振り返り、全てを書き出して、整理してみてください。それらの中でどの瞬間を一番自分らしく、笑顔で語れるかを思うのです。そしてそこから何を学んだのかを、何を得ることができたかを結び付けていくと良いですね。

最後が「志望の動機」です。
もちろん志望する理由をわかりやすく書くことが一番ですが、その会社に入社してからの目標も書き加えるとより良いでしょう。面接官があなたと一緒に仕事がしてみたいと思うようになる内容にしたいですね。
志望動機には3つあります。
ひとつはその仕事への志望動機です。事務職なら「なぜ自分は事務職を目指すのか」、製造職なら「なぜその仕事を目指すのか」という仕事への志望動機があります。その仕事を選ぶ動機は常に前向きな理由で選択する事が重要です。「人と接する事が苦手なので製造職へ」ではなく「物をつくる事が好きなので製造職へ」また、その仕事の素晴らしいと思ったところ、どんなやりがいがあるのかを、「趣味・特技」や「校内外の諸活動」からひもづけして理由を書くと、より説得力が増し、見る側の心に届きます。

次がその会社への志望動機です。「なぜ事務職でも、その会社に志望するのか」「なぜ製造職でも、その会社に志望するのか」ということが問われます。企業を選ぶ動機を明確にするにはその企業の魅力を見つける、理解する必要があります。
特に高校生の場合は地理的条件での家から近いから、待遇面の給料が高いや土日休みの休日日数が多いなども動機として否定はしませんが、それだけではダメ。しっかり求人票だけではなくハリケンナビや企業HPを調べて、その企業の目指している事、企業が大切にしている事、そこで働く人のすばらしさ等を書き込んでください。そのためには、実際に応募前職場見学でその企業の職場の雰囲気やそこで働いている従業員の方々の姿を見ておく必要があります。

最後に入社後の未来の姿を書き込みましょう。その企業に入社してからやってみたいことや将来の目標、そして未来の自分「なりたい姿」を描く事が大事です。職場見学で出会った先輩や既にその会社に入社している高校の先輩社員等がいればより具体的で分かりやすいと思います。企業の人が期待するのは「みなさんがこれからどんな成長をするのか」、未来のあなたの可能性を見出したいのです。さらに志望動機がより明確で、入社してからの自分の姿がイメージできているということは、企業にとってその生徒は入社してすぐに辞める事が無いと判断できる重要な要素となります。

履歴書は、たとえ字がキレイに書けなくても、丁寧に想いを込めて書いてくれれば、きっとその想いは相手の企業に間違いなく届きます。信じてありのままの自分を最大限に素直に表現できる履歴書を書きましょうね!

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